【住野よる】性別不詳のベストセラー作家 作品から見る人間性

【住野よる】性別不詳のベストセラー作家 作品から見る人間性

皆さんは作家、住野よるをご存知ですか。「君の膵臓をたべたい」や「また、同じ夢を見ていた」の作者であり、昨年、デビュー作である「キミスイ」が大ヒットを記録。

そして、2016年度の本屋大賞で2位にノミネートされるなど、今、勢いのある作家のひとりです。

この記事では、今、大注目の作家、住野よるについてご紹介します。

作家、住野よるとは?

まずは、住野よる先生がどんな人物なのか簡単にまとめてみました。

作家情報

  • P,N:住野よる
  • 好きなもの:グリコのアイス「パピコ」※作中でも登場している(また夢)
  • 大阪府在住
  • 26歳 男性 ※おそらく1989年生まれ

著作

  • キミスイ…君の膵臓をたべたい  デビュー作
  • また夢 …また同じ夢をみていた 2作目

経歴

  • 小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載していた『君の膵臓をたべたい』でデビュー
  • 2016年度の本屋大賞にて処女作である『君の膵臓をたべたい』が2位に選ばれた。

 

住野よる先生といえば、処女作にして大ヒットを記録した「キミスイ」のイメージが強いと思います。「君の膵臓をたべたい」とインパクトの強いタイトルだけに、覚えているひとも多いとはずです。

わたしが初めて出会った住野作品は、作家デビューして2作品目の「またゆめ」こと「また、同じ夢を見ていた」でした。

無題

「また夢」では文体が女性的で、とても「やわらかい文章」だったので、当初は女性作家なのかと勘違いしていましたが、どうやら男性作家さんだったようです。

 

また、「住野よる」という女性とも男性とも受け取れる、どちらかといえば「女性的なイメージ」を持ちやすいハンドルネームが原因で勘違いをしているひとも多いようです。

そして、何より住野よる先生の「表現力」に感動しました。
わたしの好きなこんな一節があります。

尻尾のちぎれた彼女と階段を静かに下りながら、私はアバズレさんの仕事について考えました。

前にどんな仕事をしているのか訊いた時、アバズレさんは笑いながら

「季節を売る仕事をしてるんだ」と言いました。

その響きに私は、きっとそれは素敵な仕事なのだろうなと思いました。

引用元:双葉社 住野よる 著(また、同じ夢を見ていた P16~17)より

 

この他にも圧倒された表現はたくさんありましたが、一番こころに残っていたのがこれでした。
ちなみに、またゆめでは「女性作家さんがしたためた文章だなというような印象をもっていましたが、君すいでは、また違った印象を持ちました。

文体もライトノベル風で、住野よる先生自身も

もともと電撃小説大賞が獲りたくて、応募していました。でも一次選考すら通りませんでした。その頃は超能力が出てきたりするいかにもライトノベルというものを書いていたんです。

引用元:本の話WEB(「僕」が見つけたクラスメイトの秘密の日記帳。涙が止まらない感動のデビュー作)より

 

といっているように、ライトノベル向けの小説として書いたようです。

 

住野よる先生は、化物語などの物語シリーズの作者である西尾維新さん「キノの旅」の作者、時雨沢恵一さんが好きな作家さんのようでしたので、作風にも影響があったっと思います。

そして、また、同じ夢を見ていたでは女性的な文章でしたが、君の膵臓をたべたいでは、男性的な印象でした。

キミスイとまた夢では主人公の性別がことなるので、その違いによるものかもしれません。

「また夢」「君スイ」のイラストについて

この二作品の魅力を引き立てるのが、loundraw(らうんどろー)さんが描く表紙です。

君の膵臓をたべたい また、同じ夢を見ていた

 

 

 

 

 

 

 

出典:loundraw Worksより

loundrawさんは君の膵臓をたべたいをはじめ、キズナイーバーや記憶屋、そして、また、同じ夢を見ていた等の作品イラストを手掛けています。

雪ふる手紙はIronic end

 

 

 

 

 

 

 

 

出典:loundraw Worksより

個人的な感想ですが、背景に力をいれた作品が多い気がします。そして儚げな雰囲気の女の子を表現するのがうまいです。

色使いがあざやかで、見るひとを惹きつける作風です。

また、メディアワークス文庫より発売されている「拝啓、10年後の君へ。」(著/天沢夏月)のイラストも手掛けているようですので、是非、ご購入されてみてはいかがでしょうか。

雨とビターな憂鬱

 

 

 

 

出典:loundraw Worksより

loundrawさんのホームページ

「また、同じ夢を見ていた」と「君の膵臓をたべたい」のあらすじ

最後に、住野よる作品を紹介して、まとめとしたいと思います。

君の膵臓をたべたい

あらすじ

ある日、高校生の僕は病院で1冊の文庫本を拾う。

タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。

そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていた。

こうして、偶然にも【ただのクラスメイト】から【秘密を知るクラスメイト】となった僕。まるで自分とは正反対の彼女に、僕は徐々にひかれていった。

だが、世界は病を患った彼女にさえ、平等に残酷な現実をつきつける――。

全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至!

引用元:双葉社(君の膵臓がたべたい)より

 

【公式サイト】君の膵臓をたべたい

また、同じ夢をみていた

あらすじ

デビュー作にして25万部を超えるベストセラーとなった「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」の著者が贈る、待望の最新作。

友達のいない少女、リストカットを繰り返す女子高生、アバズレと罵られる女、一人静かに余生を送る老婆。彼女たちの“幸せ”は、どこにあるのか。

「やり直したい」ことがある、“今”がうまくいかない全ての人たちに送る物語。

引用元:双葉社(また、同じ夢を見ていた)より

【公式サイト】また、同じ夢を見ていた

この2作品とも引き込まれるような作品ですので、良かったら読んでみてはどうでしょうか。

ちなみに、新作情報はこちらのサイトさんがご紹介されていました。

住野よる 新作 情報サイト

 

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は作家、住野よるについての記事を書きました。

今年で27歳になられるようで、これからが楽しみの作家さんです。

そして、先月、君の膵臓がたべたいが1周年を迎え、「また、同じ夢を見ていた」も週間ベストセラーにランクインしています。

もしかすると「君の膵臓がたべたい」やがアニメ化や映画化されるかもしれないですね。

そのときは、また随時、記事にてご紹介します。

 

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